うつ病持ちのゲイの眼科医の日常です。


by tappy_1

スイッチOTC、ぼったくり。

ニュースで、抗ヒスタミン薬(簡単に言うと、鼻炎薬)の「アレジオン」が、
医療用から、スイッチOTC薬として、市販薬としても発売されることを知った。
(NIKKEIいきいき健康のサイト)

アレジオンの特徴。
従来、市販の鼻炎薬と言えば、強い眠気がつきまとうのが常識だった。
しかし、アレジオンは、第2世代の抗ヒスタミン薬であるため(しかも、1日1回、眠前服用のため)、日常生活にジャマな眠気が、ほとんど生じない。
(第2世代の抗ヒスタミン薬の中では、結構眠い方だと思うんだけど…)

そんな良いお薬だけど…問題は、お値段。
6錠で、1,280円もするとのこと。
ただ、これに関しては…、
元々の、医療用のアレジオンの薬価も1錠120.7円と、比較的高く、
6錠だと724.2円になるから、そんなにぼったくりでもないかもしれない。。。。

だ・け・ど。
アレジオンのジェネリック品の中で、一番安い「アレピオン錠10」だと、1錠28.1円なんだそうだ。
それを考えると…ぼったくりかな…?

あと、花粉症の時期。
花粉症の時期って、発症しそうな時期の2週間くらい前から、飛散終了まで、
第2世代抗ヒスタミン薬を飲み続けるのが、現在、一般的になっている。
となると…「アレジオン10」で済ませようとすると、大変な負担になってしまう。
やっぱり、アレジオン10は、短期にとどめるタイプのお薬だなー。

ところで、スイッチOTC医薬品と言えば、最近有名になったのは、
「ロキソニンS」がある。
調べてみたら、12錠で、680円とのこと。
でも、医療用のロキソニンの薬価は…1錠20.3円。。。

もちろん、薬価だけでは、比較は成立しないのは分かっている。
医療機関を受診すると、診察代、処方箋料、調剤料がかかるから、
ロキソニン12錠程度だと、かえって割高になる場合が多いとは思う。

だけど。
それは、「ロキソニンを処方してもらうために受診する」と、
明らかな目的を持って受診した時に感じる割高感。
実際は、その時その時で、自分に合ったお薬を処方してもらえるわけだし、
「ついで」で、他のお薬も出してもらえることも多い。
僕も時々、「保険で買える物は、保険で買いましょう」と、
「ついで」で、メインの薬以外の薬を処方することがあるから。

ちなみに。
「ロキソニン」のジェネリック品で、最も安い物は、1錠5.6円だそうだ。
5.6×12だと…67.2円!!!
by tappy_1 | 2011-10-22 14:35 | 仕事