うつ病持ちのゲイの眼科医の日常です。


by tappy_1

車いすと社会

調子に乗るなよ、乙武とその取り巻きどもよ - 今日も得る物なし
(元記事にリンク張りたくないので、楽天ソーシャルニュースにリンクします)

昨日から、炎上しているらしい。
乙武洋匡氏が、銀座のイタリアンに、事前に予約を入れて、
いざ行ってみたところ、
車いすには対応していないとのことで、入店を断られ、
怒った乙武氏が、店名を名指しで、ツイッターに流してしまった…とのこと。。。

僕、いったい、どう炎上しているかまでは、
読むと、きっと嫌な気分になるだろうから、読んでいないのだが、
だいたい、想像はつく。
障害者問題って、実にデリケートで、
どう議論したところで、「答」なんて、出てくるものではないのに。。。

じゃ、なぜ、わざわざblogに書く気になったかというと…、
僕も、以前、似たようなことにあったことがあるからだ。
そのときは、逆に、店側が「神対応」してくれたおかげで、入店できた。

もう、何年も前のことになるが、
3~4人の仲間で、中に一人、車いすの男がいた。
で、食事することになったのだが、その車いすの男が、
ビルの3階にある「牛角」にしたい!と言い出した。
ということで、大丈夫かどうか、お店に聞きに行った。
すると…ビルには、エレベーターがない…とのこと。。。

それを、車いすの男に伝えたが、
「いやだ!今日は絶対に、牛角で食べたい!」
と言い出した。
みんなで、せめてエレベーターがある所で食べようと
なだめすかしたのだけれど…折れてくれない…。

そこで、お店に、「申し訳ありませんが…」と申し入れたら、
「大丈夫ですよ!」
と、スタッフを4人ほど出してくれて、車いすごと、
彼を3階まで連れて行くのを、手伝ってくれた。
もう、申し訳なくて、しょうがなかった。
まさに、神対応!
牛角さん、その節は、本当にありがとうございました!

障害者の人(最近は、「障がい者」と書くほうが望ましいらしい)は、
健常者が気がつかないような所で、様々な不便を強いられている。
また、健常者であっても、年を重ねるうちに、
様々な不便を感じるようになるだろう。
「特別扱い」とか、そんなんじゃなく、
「不便」な部分を、誰でも気軽にお手伝いできるような社会に
なってくれると、いいと思うんだけどな-。

今回は、乙武氏が、「店名」まで出してしまったことで、
「炎上」にまで発展してしまったけど、
健常者と障害者の距離が、もっと近くなってくれると、
もっと生きやすい世の中になるんじゃないか…と、思っている。
by tappy_1 | 2013-05-20 14:50 | 日常