うつ病持ちのゲイの眼科医の日常です。


by tappy_1

喘息その1~貧乏だったんだな…~

大学病院の、呼吸器外来の受診日だった。
小児喘息を、大人に持ち越してしまって、
しかも、その程度が、それなりにひどくて、大学病院で管理してもらっている。

そんな今日、ちょっと鬱々で、昔の記憶が蘇ってきていて、
子ども時代の、苦しかったことを思い出してしまった。

小学生の頃。
しばしば、学校でも、「大発作」を起こしていた。
ほんの10mくらい歩くだけのことでも困難なくらいの、
呼吸の苦しさに見舞われていた。

当時は、携帯用の吸入薬なんか、なかった。
だから、ひどい発作が起きたら、もう、早退するしか手がなかった。

しかし。
家から学校までは、元気なときに歩いても、30分くらいの距離があった。
その道を、上記のような呼吸困難の状態で、
一人で歩いて帰らなければいけなかったわけだ。
もう、地獄のような苦しみだった。
思い出すだけで、涙が出そうになる。

今になって、冷静に考えてみれば、
そんなときは、タクシーを使えば済む話だ。至って簡単だ。
だけど、当時は、そんなこと、考えもしなかった。
家族も、考えなかった。
今から思い返してみると…昔は、ウチって、貧乏だったんだな………。。。
もちろん、僕の地元では、
首都圏みたいに、気軽にタクシーを使う習慣なんてないのは事実だ。
タクシーは、結構、「特別な」乗り物だ。
とは言っても…、、、
喘息発作で、ほとんどまともに歩けない小学生を、
ひとりぼっちで、長い道のりを、家まで歩かせるなんて、
………学校の先生も、タクシーのこと、思いつかなかったのかな…???

田舎の、昭和時代の思い出…だなー。。。
by tappy_1 | 2013-06-12 22:30 | 日常