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ふらっと7ヶ月も失踪って…何かの病気の一症状では?

Excite エキサイト : 社会ニュース:「ふらっと出て…7カ月放浪」

ふと、上記リンク先ニュースが気になったので、
Exciteニュースに、トラックバック。
30代後半の県職員が、2月、突然欠勤し、
以後、音信不通になっていたのだが、
先日、県東京事務所職員がたまたま、都内でバッタリ発見!したそうだ。

「失踪」した理由は、
「予算編成の査定の後、緊張のゴムがぷちっと切れた。ふらっと出て行きたくなった」
だから…だとか。。。

この記事に関するトラックバックを見てみると、
本人及び「お役所」に批判的なblogが、わりと多く書かれている。

しかし…だ。
「精神疾患」持ちの「医者」としては…なんだか、その方のことが心配に思える。

「ふらっと」「7ヶ月」も「失踪」などという行動のどこかに、
何か、「病気」が隠れていやしないだろうか?
本人を非難することもできるし、クビにしなかった県側を批判することもできる。
それはある意味、簡単なことだと思う。

だけど。
(もう、精神科で働いていた頃の記憶なんて、なくなってきたけど)
昔、書物で、
一見普通に暮らしていた人が、
ある日突然、出勤途中の駅のホームから、
なぜか、別の特急列車に乗り換えてしまい、
本人が、「ふと」我に返った時には、はるかかなたに来ていて、
その間の記憶が、曖昧になってしまっている
…みたいなコトが、
精神疾患(人格障害も?)の症状のひとつ」として現れることが、
稀にあるらしい…というようなことを読んだことがある。。。

だから…。
今回のニュースの方に対しても、
周囲の人々は、単に、感情的に冷たくあしらったり、
失踪の「理由」を深く問いただしたりせず、
まずは、
「もしかしたら、『病気』が潜んでいないか?」
と、「心配」してあげてほしいものだと思う。

一応「疑い」を持って、ちゃんとした診察を受けて、
それでもなお、やはり、どこも「病気」ではなかったと分かった時になって初めて、
「今後再び、同じようなことがないように」
と言ったって、遅くはないと思うんだけどな~。
懲戒停職にまでなってて、十分に時間はとれるわけだから…。

…と、
こんな考えは、この一件に対して「甘すぎる」見方だろうか???
by tappy_1 | 2005-10-04 15:58 | ニュース