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「あきれた」実態…???

【生活保護】
「薬タダやしもらったるで」「ジェネリック?高い方にして」あきれた医療費無料の実態

(msn産経ニュースwest)

また、生活保護(以下、生保)バッシングか…。いい加減にしない?

まず、「あきれた」という見出しからして、どうだろう?と思う。
「あきれた」と感じるかどうかは、読者の判断なわけで、
記者の主観を、読者に押しつけるのは、マスコミの傲慢だと思う。

確かに、生保の方々は、医療費がタダ。
「だから」、一般人より、一人あたりの医療費が多いという見方もある。
だけど、よく考えて。
病気のために働けなくなって、生保にならざるを得なくなった方々は、
当然、その病気の治療のために、医療費がかさむわけだ。
また、一般人口より、年齢構成が高い。
年齢が高ければ、病気持ちの人が多くなるのも、当然。

世の中の多くの人は、知り合いに、生保の人なんていないだろう。
僕は、生保の友達が2人いる。
2人とも、
「働こうともしないで、ラクして生活している」など、到底言えない。
爪に火をともすような生活を余儀なくされている。
支給額を聞いて、驚いたくらいだ。
だけど、法律上、助けてあげることもできない。
生活費をなんとか節約するために、
食事を、1日1食にしている…なんて、「生活を保護されている」と言えるだろうか?

そんな人々だって、たくさんいるはずなのに、
マスコミも政治家も、こぞって生保バッシングをしてばかりいる。
いや…確かに、生保の一部の人は、とんでもない生活をしているのだろうけど、
その一部だけをクローズアップして、生保全部がそうであるように報道するのは、
決して、許されないことだと思うのは、僕が甘すぎるからだろうか?
by tappy_1 | 2012-07-15 23:40 | ニュース